良い子が抱えるヤバすぎる闇
真面目なのになんか辛い
あなたは「良い子」でしょうか。もし無理をして「良い子」を演じているなら、以下のことに心当たりがあるかもしれません。
・人にどう思われているか気になる
・自分を後回しにしても相手優先
・話すより聞き役が多い
・イヤでも笑ってごまかす
・我慢が足りないのは悪いことだ
・周囲に喜んでもらえると無性に嬉しい
・意見を聞かれたら自分の気持ちよりも、どういう答えが適切かをまず考える
3つ以上当てはまったら、あなたはかなり「良い子」として生きています。
自分をすり減らしているかもしれません
迷惑を掛けないよう、悪く思われないよう、自分の感情を打ち消したことがあるかもしれませんね。
「良い子」につけこむ人達
厄介なのは「良い子」を狙う人達がいる点です。支配的で搾取的、自己中心的な人達ほど「良い子」は都合がいいのです。
「良い子」は頑張り屋さんですし、逆らいません。我慢強く尽くしてくれます。何かあったら「自分が悪かったのかも」と自責し、相手の気分を害さないよう気を遣ってくれます。
「良い子」はその場の雰囲気が壊れないことを優先します。
そして心が壊れていきます。
・だんだん周りを信用できなくなる
・本音が言えなくなる
・困っても人に頼れなくなる
ようでしたら要注意です。
「良い子」はしっかり者
周りを信用せず本音を言わなくなると、「良い子」は「一人で何でもする子」に仕上がります。 ワガママを言わず、助けを求めず、妙に自立した子です。
何でも黙々とこなす背景には
「私は努力しないと一人前じゃない」
「頑張りを認めてもらえなかったら私はどこを居場所にしたらいいの」
という気持ちが隠れています。
自分は自分であるな
というメッセージを常に背負っています。それは屈辱的なことです。
けれども怒りを表現できる状況でない場合、仮面をかぶって平気なフリをし続けなければなりません。この演技がしきれなくなったときが、「良い子」が限界を迎えたときです。
本当の自分として生きる
「良い子」が限界を迎えたら、どうしたらもっと頑張れるか考えるのは辞めましょう。我慢が足りないと自分を責めたり、どうしたらもっとうまく立ち回れるか模索するときではありません。
あなたは「良い子」を辞めて「本当の自分」として生きるときがきました。
「良い子」を辞めたらワガママいっぱいの迷惑な子になっちゃうかも
「良い子」じゃなくなったら自分に価値が無くなるのでは?
というのが、「良い子」の最大の恐れかもしれません。
しかしそもそも、あなたが周囲に見せている仮の姿が、高すぎる理想の姿かもしれません。
高すぎる理想というのは、周囲の要求を呑み続けているうちにできあがった「無理な姿」です。
残酷な事実を1つお伝えします。
周囲は、自分達が要求し過ぎたことによってあなたが生きづらくなっても、特に関心を持たないでしょう。あなたが辛くてもなんでも、「良い子」でいてくれた方が都合がいいからです。
あなたはただの都合の良い人でいてはいけません。あなたにはあなたの体力、感情、ペースがあります。それらを尊重することは、あなたを人として大切にすることです。
青の花束が選ばれるわけ
「良い子」を脱して本当の自分を生きるには、これまで自分のアイデンティティだった真面目、我慢強い、優しい、優等生、といった性質が、本当に元来の自分のものかを疑う必要があります。
もしかするとあなたは、我慢強くあることを強いられていただけで、実は繊細な心の持ち主かもしれません。優しい印象を求められていただけで、内心はドライだったかもしれません。
あなたの仮の姿も、本音の姿もどちらも否定されるべきではありません。
新しい生き方を求めると「これまでの生き方は間違っていたのか」という考えにとらわれる方が多いですが、仮の姿はあなたが頑張って編み出してきた処世術です。「良い子」を後悔するのではなく、これまであなたを守ってくれたことに感謝して手放して頂けたらと思います。
「良い子」特有の、自分を恥じたり罰したり、罪悪感を持ちがちな性質に配慮しながら、それらに囚われないようサポートします。
ひとこと
誰にでも、できないことや苦手なことはあるし、長所もあります。体調が優れない日や頑張れないときもありますが、楽しく過ごせる瞬間もあるはずです。
全部を含めて自分だと理解することが、「良い子」でない自分を受け入れる第一歩です。
あなたが本当の自分を生きられますように。